近年では世界トップリーグといわれ圧倒的な資金力と人気を有するプレミアリーグ。今期はアーセナルとマンチェスターシティの優勝争いや新オーナーのもと大躍進を遂げたニューカッスル、三苫選手などの活躍もありヨーロッパリーグ出場権を手にしたブライトンなど今季も話題に事を欠きませんでした。今回はそのプレミアリーグで22/23シーズン若くして頭角を現した5選手を紹介したいと思います。
No.1Brennan Johnson (ブレナン・ジョンソン) 22歳 所属ノッティンガムフォレスト
昨季はノッティンガムフォレストは24年ぶりとなるプレミアリーグ復帰を果たし、ジョンソンはチャンピオンシップ若手最優秀選手を受賞。プレミアリーグでは、通用するのかという挑戦のシーズンだった。38試合8ゴール3アシストと全試合にに出場(33試合はスタメン)し、リーグ2番目の36.7キロの速さをたたきだしたの快速右ウィンガーだ。右利きなのもあり、カットインよりは得意の縦に仕掛けてそのままファーサイドをうちに抜くパターンやボックス内に入ってきた味方にお膳立てするパターンがあり決定力や視野の広さを感じさせる。
No2Evan Ferguson (エヴァン・ファーガソン) 18歳 所属ブライトン
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恵まれたフィジカルを持ち主にボックス内で仕事をこなす典型的な9番タイプ。19試合(10試合スタメン)6ゴール2アシストの活躍。このアイルランド人は怪我が多くてコンスタントに試合にはでることが少なかったが、わずか18歳という年齢に見合わない落ち着きと、188cmと大柄ながらも足元のボールコントロールは繊細でハリー・ケインを彷彿とさせる印象。
No3Michael Olise (ミカエル・オリース) 21歳 所属クリスタルパレス
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軽やかなドリブルと高精度の左足をもつ21歳右ウィンガー。今季は37試合(31試合スタメン)2ゴール11アシスト。チームのプレースキッカーを務めマンチェスターユナイテッド戦では、でヘア相手に直接フリーキックを決めた。カットインから左足のシュートやスピードで縦に突破してクロスもある。フェイントなどをいれ、相手の動きを見て、交わし方を選択する多様なパターンを持っている。
No4Wlilliam Saliba (ウィリアム・サリバ) 21歳 所属アーセナル
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長らくフランスにレンタルされ戻ってきた21歳フランス代表CBは、今季アーセナルの守備の大黒柱になった。彼が負傷して、離脱したあとのアーセナルの守備は崩壊気味で目前で優勝を逃した。その結果をみても替えが利かない存在であることは間違いない。アーセナルのプレスの構造上サリバが高い位置にプレスをかけるSBの裏をカバーしなければならなく、相手のWGと対峙することが多かったが、高い対人能力、スピードを持ち、難しいボールの処理を難なくこなし相手の攻撃をしばしば無力化していた。ビルドアップにも貢献する足元の技術を持つ現代のCBに必要なものをもっている。
№5Moisés Caicedo (モイセス・カイセド) 21歳 所属ブライトン
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写真ロイター
昨季移籍市場でイブ・ビスマを失い、その穴を埋められるかが課題であったが、この21歳エクアドル人の新鋭がそれ超えるパフォーマンスを発揮し見事に穴を埋めるどころかブライトン中盤をグレードアップさせたといえるだろう。危機察知能力からなる圧倒的なカバー範囲を持ち、強靭なフィジカルで相手弾き飛ばす。ネガティブトランジション時も猛烈なプレスバックで背後から足を出し相手からボールだけ掬い取ってしまう神出鬼没の刈り取り屋。ブライトンのヨーロッパリーグ出場は彼なしでは成し遂げらえなかっただろう。
ということで今回はこの5選手を紹介しました。他にもハーランド、エンシソ、ガルナチョ、ラビアと候補はいたんですがハーランドはすでにワールドクラスなので除外しました。18歳というファーガソンは特にこの先が楽しみですね。
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